「学校?あー休んだ」

……へ?

「うそっ、私のせいで?ほんとごめん……」

「おいおい落ち着け虹恋。虹恋の看病するのは俺の役目だし虹恋のせいじゃないから」

きっと陽遊くんのことだから成績だって悪くないはずなのに……。

「ゼリーとかなら食べれそう?買ってくるけど」

「いなくなっちゃうの?」

いま、ひとりになりたくない……。

「っわかった。じゃあスポドリ持ってくるからちょっとだけ待ってな?」

ね?と頭を撫でられ頷いた。

「早く帰ってきてね」

「わかったよ」

ドアを開けたまま部屋を出ていった陽遊くん。

……なんか眠くなってきたな。

気がついたら私は眠りについていた。