♞陽遊side♞

打ち上げも終え家に帰り虹恋の次に風呂に入って上がると母さんはもう寝ていた。

虹恋起きてるかな?

そう思いつつも虹恋の部屋のドアをノック。

「……」

反応無いな。

「虹恋入るよ?」

そーっとドアを開けると、ベッドの上でもらったプレゼントを広げて寝落ちしてる虹恋がいた。

「子供かっつーの……」

ったく、することがいちいち可愛いんだよ。

起こさないようにそっと布団を掛けると虹恋が俺のあげたプレゼントを握ってることに気づいた。

ほんと……カチューシャまで握っちゃって。