トン、と背中を押された。
「陽遊くんありがとうっ、またね」
「ん、なんかあったら電話でもLINEでもして」
にこにこ手を振ってくれてる陽遊くんが、なんだかくすぐったいような感じして。
ふふっ、嬉しい……。
この時の私は知らなかった。
この光景を一番見られちゃいけない人に見られていることを。
そしてそれをきっかけに陽遊くんとの関係が変わっていくことを……。
「陽遊くんありがとうっ、またね」
「ん、なんかあったら電話でもLINEでもして」
にこにこ手を振ってくれてる陽遊くんが、なんだかくすぐったいような感じして。
ふふっ、嬉しい……。
この時の私は知らなかった。
この光景を一番見られちゃいけない人に見られていることを。
そしてそれをきっかけに陽遊くんとの関係が変わっていくことを……。

