幼なじみの溺愛が過激すぎる!!

トン、と背中を押された。

「陽遊くんありがとうっ、またね」

「ん、なんかあったら電話でもLINEでもして」

にこにこ手を振ってくれてる陽遊くんが、なんだかくすぐったいような感じして。

ふふっ、嬉しい……。

この時の私は知らなかった。

この光景を一番見られちゃいけない人に見られていることを。

そしてそれをきっかけに陽遊くんとの関係が変わっていくことを……。