♘虹恋side♘

その日の夜、お部屋で足にクリームを塗っていると陽遊くんがやってきた。

「虹恋毎日それ塗ってるの?」

「あ、うん。マッサージによくて」

「ほんと足白いね」

私の横に座った陽遊くん。

ちなみに陽遊くんママはお店にいて今日は帰ってこない。

「虹恋はマッサージなんかしなくても充分細いのに」

「ふふっ、マッサージするとなんだか落ち着くんだよ」

「ふーん」

よし、完璧!

「ねぇ、俺にも塗って?」

「へ?」