家に帰ってリビングに行くとお茶を飲んでいた陽遊くん。

「あら陽遊、お茶飲むなんてめずらしいわね」

「あぁ、いつもコーヒーだからな。お帰り」

コップを置いて私の頭を撫でてくれた。

「お疲れ様」

「っ……ただいま」

「ご飯ちょうど出来上がったとこだから早く食べよう」

「あらぁできた息子ね〜」

テーブルを見ると、私の好きなカルボナーラがあった。

「美味しそう!!」

みんなで手を合わせていただきますをし、ひと口食べた。

「んーっ!!美味しいっ!」

「陽遊のカルボナーラ、虹恋ちゃんは初めてよね」