♘虹恋side♘

なんだろ……あったかい。

優しい温もりに包まれてるみたい……。

目を開けると、綺麗な鎖骨が見えた。

っ……そうだった、昨日私陽遊くんと寝たんだった!

顔を上げれば陽遊くんと目が合って。

「おはよ虹恋」

うっ、朝からこんな笑顔は反則……。

「お、おはよっ……ごめんね昨日」

「全然いいって」

でも……。

「陽遊くんのおかげで安心、できたから……ありがとう」

「っ……あー、ほんっと朝からやめて」