鍵を開けて戸を引く。待っていたかのように背後から口元を覆われて、資料室の中へ引きずり込まれた。手荒く離された私の体は、窓側に追い込まれるように倒れた。男子が二人……三人いる。
がたいの良い体格をした彼らは、カーテンを閉めて中から鍵を掛けた。青色のネクタイは二年生の証。派手な明るい髪と乱れた制服の着方は、不良生徒を連想させる。
こんな人たちに見覚えはない。
「なん、ですか……?」
震える喉を振り絞る。蝶の羽音にも満たない声がもれた。
地べたにお尻をつけた私の前に、金髪の男子がしゃがみ込んで。ハハッと乾いた笑いを浮かべながら、口を開く。
「俺らもさぁ、あんたのこと趣味じゃないんだけど頼まれたんだよな」
「そうそう、だから悪く思わないでねぇ。恨むなら藤春って奴のこと恨みな」
真ん中で前髪を分けている男子がネクタイを緩めながら、舐め回すような目付きをする。鳥肌が立つ目。
「大人しくしてれば、すぐ終わるから」
がたいの良い体格をした彼らは、カーテンを閉めて中から鍵を掛けた。青色のネクタイは二年生の証。派手な明るい髪と乱れた制服の着方は、不良生徒を連想させる。
こんな人たちに見覚えはない。
「なん、ですか……?」
震える喉を振り絞る。蝶の羽音にも満たない声がもれた。
地べたにお尻をつけた私の前に、金髪の男子がしゃがみ込んで。ハハッと乾いた笑いを浮かべながら、口を開く。
「俺らもさぁ、あんたのこと趣味じゃないんだけど頼まれたんだよな」
「そうそう、だから悪く思わないでねぇ。恨むなら藤春って奴のこと恨みな」
真ん中で前髪を分けている男子がネクタイを緩めながら、舐め回すような目付きをする。鳥肌が立つ目。
「大人しくしてれば、すぐ終わるから」



