クラスメイトや友達が彼氏という存在を持ち始めて、俺もなんとなく女の子と付き合った。特別な感情はなくても嫌いでなければ、そのうち芽生えるものだと思っていた。
『アイツら、女同士で変じゃね?』
『えー、ちょっと無理かも。あの子達って、そうゆう感じだったんだ』
俺は男だ。おかしくなんかない。
だけど、周りは俺たちを白い目で見た。
彼女と別れたのは、それからしばらくしてから。好いてくれることは、素直に嬉しい。
でも、感情が覚束なかった。何を重ね合っても、最後に残るのはいつも虚しさ。女の子には笑っていて欲しいと思うのに、自分の心は満たされない。
人の視線は言い訳に過ぎなくて、何者にもなれない俺は感情が乏しいのだと思った。
初めて青砥さんに会った時、彼女が違う世界の人に見えた。全てを閉ざして、自ら境界線を作って。何かに囚われている操り人形みたいで。
だから興味が沸いた。全てにおいて無関心の俺が、初めて知りたいと思った。この子が表情を作る瞬間は、どんな時なんだろうって。
『アイツら、女同士で変じゃね?』
『えー、ちょっと無理かも。あの子達って、そうゆう感じだったんだ』
俺は男だ。おかしくなんかない。
だけど、周りは俺たちを白い目で見た。
彼女と別れたのは、それからしばらくしてから。好いてくれることは、素直に嬉しい。
でも、感情が覚束なかった。何を重ね合っても、最後に残るのはいつも虚しさ。女の子には笑っていて欲しいと思うのに、自分の心は満たされない。
人の視線は言い訳に過ぎなくて、何者にもなれない俺は感情が乏しいのだと思った。
初めて青砥さんに会った時、彼女が違う世界の人に見えた。全てを閉ざして、自ら境界線を作って。何かに囚われている操り人形みたいで。
だから興味が沸いた。全てにおいて無関心の俺が、初めて知りたいと思った。この子が表情を作る瞬間は、どんな時なんだろうって。



