「この勉強会さ、次から俺と茜も混ぜてほしいんだけど、だめ?」
え、と声がこぼれた。芦原くんの言っている意味が分からず、目を瞬かせて数秒かたまる。
次から俺らも混ぜてほしい……とは?
「はあ?ダメに決まって……」
「ひろに聞いてんの、俺は」
七海の言葉を遮って芦原くんが言葉を続ける。まっすぐ交わった視線に、脈が早まった。
「俺らもそろそろ真面目にやんないと進級かかってるからさぁ。でもほら、茜とふたりじゃ捗んないし」
「な、なるほど……?」
「な。だから、ひろと一緒にやれたらなって」
芦原くんとは顔見知り程度の関係なのに、まただ。
"ひろと一緒に"
その言葉にキュンとしてしまう。



