・ ・ 「うわー……キレイだぁ」 ───夜。 視界を埋め尽くすのは、ネオンに彩られたら街並みだった。 キラキラしていて、やっぱり好きな景色だ。 毎年千花ちゃんと一緒に来ていた駅前のイルミネーション。 「ひろと見にこれてよかった」 「……わたしも、芦原くんと見れてうれしい」 今、隣にいるのは────わたしの大好きな人だ。 「…ありがとう芦原くん」 「ん?」 「……今日、すっごく楽しかった」