──……なんて、自分で言っておいて言葉に起こした途端恥ずかしさが込み上げる。
わたし、前はこんなんじゃなかったのにな。
「わ、わたしはタラコスパゲッティにしよっと!芦原くんはナポリタンで決定かな、目玉焼きものせるんだっけ!」
「ひろ」
「注文しよっか!ね!」
「うん。ひろ、」
「っ、」
芦原くんが口角を上げる。
意地悪で余裕そうな顔。
わたしの反応をみて楽しそうにしてる顔。
……わたしのことが、好きって顔。
「ひろが欲しがってるその自覚、言われなくても死ぬほどあげるつもりだったけど?」
ああもう、───心臓、壊れちゃいそうだ。



