保健室で、モテすぎ問題児くんに甘い噛みあとを付けられました。







「二瀬、意識飛んでる。もどってこいバカ」




──と、そんなことを考えていると、目の前で手を振られた。




瞬きをしてハッとする。


そうだ、今日は七海と過ごすんだから、芦原くんのことを考えてばかりいるのはやめよう。



せっかく友達と遊ぶんだもん。頭の中を空っぽにしてめいっぱい楽しもう。夜は千花ちゃんとお泊まりだから、ゆっくり話もできる。




「ごめんねっ」と謝ると、チッと舌打ちをされた。


七海はやっぱり、わたしには少しつめたい。