力が抜け、芦原くんの肩によりかかる。目は合わせられなかった。
強がっているくせに、心のどこかで芦原くんとまた触れ合えたことがうれしいと思っている自分がいる。それが恥ずかしくて情けなくて、虚しかった。
「ふぇ……っ、うう…」
「…、ごめん俺は、」
「……最低…っ」
芦原くんといるとくるしいの。
わたしがわたしじゃなくなって、素直に思ったことを伝えられなくなる。
嫌われたいわけじゃないのに、馬鹿みたいだ。
「芦原くんのこと…、きらい、だよ」
こんな気持ちになるくらいなら、君を好きになんてなりたくなかった。



