保健室で、モテすぎ問題児くんに甘い噛みあとを付けられました。






とはいえ、最近は放課後は図書室でぼんやりと過ごしてばかりで千花ちゃんと一緒に帰っていなかったから、当然カフェに寄り道したりすることもなかったわけで。


千花ちゃんと話したいことは沢山あるのに、上手く言葉にできなくて相談できないままだったのだ。




「……うん、いいよ」

「は」

「千花ちゃんも一緒に、3人で遊びに行こう」




冬休みまでに、自分の気持ちをちゃんと整理して、言葉にできるようにしよう。

そう心に決め、七海の提案に頷く。



「……3人のとこ協調すんのやめてくんね?」

「え? だって3人で行くんだよね?」

「そうだけどそうするしか誘えなかったっていうか…はあ、もうホント二瀬きらいだわ」





七海にきらいって言われた理由はちょっとよくわからなかったけど。




「はあ。とりあえず、予定は永野もいる時に決めるか」

「うん。心配してくれてありがとう、七海」

「は? 勘違いすんな。おまえのテンションの低さに付き合ってらんねーだけだから」

「うん。だから、ありがとう」

「……どーいたしまして」




漠然と落ち込んでいた気持ちは、七海と話をしたおかげで少しだけ明るくなった。