ぱちぱちと瞬きを数回して、七海と目を合わせる。
いつになく、七海の顔が赤いような気がした。
「……」
「……」
「……」
「……「冬ってしんみりしちゃうからパーっと楽しいことしたい」って永野が言ってた気がしなくなくもないしまあだったら俺も行ってやろうかなくらいの気持ちではありますが何か異論あんのかよ」
「ええ…?」
七海って、よくわからないやつだ。
中学からの付き合いとは言え七海に遊びに誘われたことなんてなかったから、びっくりして言葉が出てこなかっただけなのに。
……七海ってば、せっかちだなぁ。



