保健室で、モテすぎ問題児くんに甘い噛みあとを付けられました。





「…か、からかわないでってば」

「俺だけのものになってよ。他の子にもしてるんじゃないかって疑ってるなら、ずっと俺のそばにいて、自分で確かめればいいよ」



ヨユウそうに見えるのは、俺が必死にそう見せているから。

触れたくなるのは、ひろのことが好きだから。




混乱しているのか、ひろは何も言わない。もともと静かだった準備室がいっそう静まり返る。




──…ああ、だめだな。








「…あ、芦原く、」

「──…なんてな」





ひろがなにかを言いたげにしていたけれど、被せるように声を発した。