サーラは、地面に敷いた毛布の上に横たわりながら、ぼんやりとその炎を見つめていた。
ときどき強い風が吹いて、炎が揺れる。
ルースはそのたびに、火が消えないように薪を足したり、位置を調整したりしている。
(まるで、わたしみたい……)
その炎を見つめながら、ふとそんなことを考える。
少しの風で簡単に消えてしまいそうなのに、彼がこうして手を掛けてくれたので、今もこうして燃えることができる。
生きていくことができるのだ。
さきほどの、彼の言葉を思い出す。
彼は妹の死に関して、何か深い後悔を抱えている様子だった。
自分を許せないと思うほどの悔恨。
いつも悲しげな瞳をしていた理由が、少しだけわかったような気がした。
「眠れないか?」
ぼんやりとそんなことを考えていると、ルースが声を掛けてきた。
「……何だか目が冴えてしまって」
疲れているはずなのに眠れなくて、サーラは頷く。
「野営なんて初めてだろう。当然だ。眠れなくても、目を閉じて身体を休めた方がいい」
「ええ」
ときどき強い風が吹いて、炎が揺れる。
ルースはそのたびに、火が消えないように薪を足したり、位置を調整したりしている。
(まるで、わたしみたい……)
その炎を見つめながら、ふとそんなことを考える。
少しの風で簡単に消えてしまいそうなのに、彼がこうして手を掛けてくれたので、今もこうして燃えることができる。
生きていくことができるのだ。
さきほどの、彼の言葉を思い出す。
彼は妹の死に関して、何か深い後悔を抱えている様子だった。
自分を許せないと思うほどの悔恨。
いつも悲しげな瞳をしていた理由が、少しだけわかったような気がした。
「眠れないか?」
ぼんやりとそんなことを考えていると、ルースが声を掛けてきた。
「……何だか目が冴えてしまって」
疲れているはずなのに眠れなくて、サーラは頷く。
「野営なんて初めてだろう。当然だ。眠れなくても、目を閉じて身体を休めた方がいい」
「ええ」



