手紙は、父からだった。
苦い思い出が蘇ってきて、サーラは視線を反らす。
父が自分に手紙を送るなんて、あり得ないことだ。とっさに読みたくないと思い、手紙を伏せる。
もし本当に父が自分に手紙を書いたのだとしたら、それはよほどのことに違いない。
(嫌だわ。でも……)
それでも、逃げ続けるわけにはいかない。
サーラは深呼吸をして覚悟を決めると、ようやく父からの手紙に目を通した。
想像していたように、それはあまり良くない内容だった。
サーラに拒絶されたカーティスは、それから王城に戻ったものの、翌日にまた修道院を訪れたらしい。
だが孤児院に移動していたサーラは、もういなかった。
彼が修道院の者に仔細を尋ねると、彼女たちは、サーラは他の修道院に移動したと伝えたようだ。
驚いたカーティスは、何と父に直接サーラの居場所を尋ねたらしい。それが国王の耳に入り、カーティスは呼び出されて、かなり叱咤されたようだ。
それは当然のことだ。
カーティスは従姉のユーミナスと婚約したのだ。
苦い思い出が蘇ってきて、サーラは視線を反らす。
父が自分に手紙を送るなんて、あり得ないことだ。とっさに読みたくないと思い、手紙を伏せる。
もし本当に父が自分に手紙を書いたのだとしたら、それはよほどのことに違いない。
(嫌だわ。でも……)
それでも、逃げ続けるわけにはいかない。
サーラは深呼吸をして覚悟を決めると、ようやく父からの手紙に目を通した。
想像していたように、それはあまり良くない内容だった。
サーラに拒絶されたカーティスは、それから王城に戻ったものの、翌日にまた修道院を訪れたらしい。
だが孤児院に移動していたサーラは、もういなかった。
彼が修道院の者に仔細を尋ねると、彼女たちは、サーラは他の修道院に移動したと伝えたようだ。
驚いたカーティスは、何と父に直接サーラの居場所を尋ねたらしい。それが国王の耳に入り、カーティスは呼び出されて、かなり叱咤されたようだ。
それは当然のことだ。
カーティスは従姉のユーミナスと婚約したのだ。



