でも、せめてアリスには子どもらしい時間を持ってほしいと願っていた。それに買い物の手伝いならば、アリスも罪悪感を持たずに出かけられるだろう。
寒くないように外套を着せ、はぐれないように手を繋いで町に向かおうとしたところで、キリネに呼び止められた。
「天気が悪くなる前に、帰ってくるんだよ。何だか荒れそうだからね」
空を見上げて心配そうに言った彼女に、しっかりと頷く。
「はい。行ってきます」
並んで商店街までの道を歩き出す。
アリスはサーラの手をぎゅっと握って、嬉しそうだ。
「サーラさん、今日は何を買うの?」
そう尋ねるアリスの声は弾んでいる。
今のアリスは、子どもたちをまとめるリーダーとしての役目から解放されているのだ。
その明るい声を聞いて、やはり連れ出して正解だったと思う。
寒くないように外套を着せ、はぐれないように手を繋いで町に向かおうとしたところで、キリネに呼び止められた。
「天気が悪くなる前に、帰ってくるんだよ。何だか荒れそうだからね」
空を見上げて心配そうに言った彼女に、しっかりと頷く。
「はい。行ってきます」
並んで商店街までの道を歩き出す。
アリスはサーラの手をぎゅっと握って、嬉しそうだ。
「サーラさん、今日は何を買うの?」
そう尋ねるアリスの声は弾んでいる。
今のアリスは、子どもたちをまとめるリーダーとしての役目から解放されているのだ。
その明るい声を聞いて、やはり連れ出して正解だったと思う。



