祝福の鐘が高らかに鳴り響く。
こうしてサーラは、リナン王国の公爵令嬢から修道女となり、さらにティダ共和国の国民となってから、ソリーア帝国のロードリアーノ公爵夫人となった。
波乱万丈の人生だった。
何度も絶望し、一度は生きることを諦めたこともあった。
そんなときに、手を取ってくれたのがルーフェスだった。
もし彼と出逢わなかったら、サーラはあのまま絶望の中で死んでしまっていたかもしれない。
そう口にすると、それは自分も同じだったとルーフェスは言う。
「サーラと出逢わなかったら、俺は今も各国を転々としながら、妹を救えなかった後悔と絶望に苛まれていただろう」
互いに、不可欠な存在だったのかもしれない。
出逢わなければ、生きてはいけないほどに。
「あなたに出逢えて、本当によかった……。わたしを助けてくれて、ありがとう」
「俺も、君には救われた。帝国に帰ろうと言ってくれなかったら、真実を知らないまま、妹の最期の願いも叶えられないままだった」
こうしてサーラは、リナン王国の公爵令嬢から修道女となり、さらにティダ共和国の国民となってから、ソリーア帝国のロードリアーノ公爵夫人となった。
波乱万丈の人生だった。
何度も絶望し、一度は生きることを諦めたこともあった。
そんなときに、手を取ってくれたのがルーフェスだった。
もし彼と出逢わなかったら、サーラはあのまま絶望の中で死んでしまっていたかもしれない。
そう口にすると、それは自分も同じだったとルーフェスは言う。
「サーラと出逢わなかったら、俺は今も各国を転々としながら、妹を救えなかった後悔と絶望に苛まれていただろう」
互いに、不可欠な存在だったのかもしれない。
出逢わなければ、生きてはいけないほどに。
「あなたに出逢えて、本当によかった……。わたしを助けてくれて、ありがとう」
「俺も、君には救われた。帝国に帰ろうと言ってくれなかったら、真実を知らないまま、妹の最期の願いも叶えられないままだった」



