「君には苦労ばかりかけてしまった。本当に申し訳ないと思っている。どうか、幸せになってほしい」
あれほど自分のことばかりだった、カーティスの言葉とは思えない。
人は変わることができる。それをしみじみと思い知る。
(わたしも、変わることができたかしら?)
父の言いなりになっていた自分から、ルーフェスにふさわしい女性になることができただろうか。
カーティスはレナートの支援を得て、王妃であった母の救出と王位奪還のために動いていた。
彼は、最初は母さえ救出すればいいと思っていたようだ。
だが、国王である父が一部の貴族のみを優遇し、とても公平とは言えない行為を繰り返していると知って、考えを変えたようだ。
一部の貴族――。それはおそらく、サーラの父親であるエドリーナ公爵のことだろう。
カーティスは父の横暴を止めるために、ソリーア帝国を頼って出奔したことにして、リナン王国に戻ることになった。
父を追い詰めてしまうかもしれない。
あれほど自分のことばかりだった、カーティスの言葉とは思えない。
人は変わることができる。それをしみじみと思い知る。
(わたしも、変わることができたかしら?)
父の言いなりになっていた自分から、ルーフェスにふさわしい女性になることができただろうか。
カーティスはレナートの支援を得て、王妃であった母の救出と王位奪還のために動いていた。
彼は、最初は母さえ救出すればいいと思っていたようだ。
だが、国王である父が一部の貴族のみを優遇し、とても公平とは言えない行為を繰り返していると知って、考えを変えたようだ。
一部の貴族――。それはおそらく、サーラの父親であるエドリーナ公爵のことだろう。
カーティスは父の横暴を止めるために、ソリーア帝国を頼って出奔したことにして、リナン王国に戻ることになった。
父を追い詰めてしまうかもしれない。



