「そんなことを気にする必要はない。リナン王国の公爵令嬢でも、ティダ共和国の国民でも、誰にも文句は言わせない。俺が共に生きたいと願うのは、サーラだけだ」
「わたしもよ。あなたが孤児院の雑用係でも、ティダ共和国の許可証申請待ちでも、ソリーア帝国の公爵家当主でも、変わらない。ずっとあなたの傍にいるわ」
そうして、翌日。
サーラは侍女の手を借りて、ルーフェスが手配してくれたドレスに着替えた。これから彼と一緒に宮廷に赴き、皇帝であるレナートに、エリーレが遺した日記を見せるためだ。
エリーレの日記をレナートに見せるかどうか。昨晩、ふたりで随分と話し合った。
その結果として、こうなった。
悲しみは増すかもしれないが、後悔は減るだろう。
サーラがルーフェスに見せた理由と、同じだ。
ふたり連れ立って宮廷を訪れたことに、レナートは驚いたようだが、快く対面してくれた。
「わたしもよ。あなたが孤児院の雑用係でも、ティダ共和国の許可証申請待ちでも、ソリーア帝国の公爵家当主でも、変わらない。ずっとあなたの傍にいるわ」
そうして、翌日。
サーラは侍女の手を借りて、ルーフェスが手配してくれたドレスに着替えた。これから彼と一緒に宮廷に赴き、皇帝であるレナートに、エリーレが遺した日記を見せるためだ。
エリーレの日記をレナートに見せるかどうか。昨晩、ふたりで随分と話し合った。
その結果として、こうなった。
悲しみは増すかもしれないが、後悔は減るだろう。
サーラがルーフェスに見せた理由と、同じだ。
ふたり連れ立って宮廷を訪れたことに、レナートは驚いたようだが、快く対面してくれた。



