サーラも、自分のせいで何もかも捨てることになったのだ。
カーティスもすべてを捨てて、彼女を助けに行こう。
そう決意した。
カーティスがこの国を出たすぐ後に、父はカーティスの廃嫡を正式に発表し、異母弟を王太子にしていた。
サーラを追ってこの国を出ることまで、想定済みだったのだろう。
(それでもかまわない。俺は、それだけのことをしてしまった)
リナン王国の王太子だったカーティスは、ただのカーティスとなり、サーラを追ってこの国を旅立ったのだ。
◆ ◆ ◆
目の前に立っていたのは、かつての婚約者のカーティスだった。
サーラは呆然としたまま、彼を見つめる。
(こんなところまで、カーティス様が?)
リナン王国の国王陛下と王妃陛下が、彼が国を出ることを許すとは思えない。
だとしたらカーティスはサーラを追うために、王太子の地位はもちろん、王族であることさえも捨てて、この国まで来てしまったということだ。
「……ごめんなさい」
サーラの口から、謝罪の言葉が零れ出る。
カーティスもすべてを捨てて、彼女を助けに行こう。
そう決意した。
カーティスがこの国を出たすぐ後に、父はカーティスの廃嫡を正式に発表し、異母弟を王太子にしていた。
サーラを追ってこの国を出ることまで、想定済みだったのだろう。
(それでもかまわない。俺は、それだけのことをしてしまった)
リナン王国の王太子だったカーティスは、ただのカーティスとなり、サーラを追ってこの国を旅立ったのだ。
◆ ◆ ◆
目の前に立っていたのは、かつての婚約者のカーティスだった。
サーラは呆然としたまま、彼を見つめる。
(こんなところまで、カーティス様が?)
リナン王国の国王陛下と王妃陛下が、彼が国を出ることを許すとは思えない。
だとしたらカーティスはサーラを追うために、王太子の地位はもちろん、王族であることさえも捨てて、この国まで来てしまったということだ。
「……ごめんなさい」
サーラの口から、謝罪の言葉が零れ出る。



