ずっと付き添っている皇太子は公務を放棄することになっていたが、皇帝は何も言わなかった。エリーレの容態が悪く、もう回復は見込めないと知っていたからだ。
ピエスト侯爵令嬢のマドリアナも見舞いたいと申し出てくれたが、もう面会できるような状態ではなかった。
宮廷で倒れてから、半年後。
もう半年で結婚式を迎えるはずだった妹は、皇太子に見守られながら息を引き取った。
愛する婚約者を失った皇太子の嘆きは深かった。彼自身もそのまま病みついてしまうほどだった。妹を守れなかった、ルーフェスも同じだった。
一度倒れたあとに、もっと気遣うべきだった。
皇太子とマドリアナが味方になってくれたとはいえ、宮廷ではまだピエスト侯爵の影響力は強い。
辺境の領地で育ち、やや世間知らずだった妹は、ルーフェスの知らないところで苦労していたのかもしれない。つらい思いをしたこともあったのだろう。
その結果、命を落としてしまうほど、無理をさせてしまったのではないか。
ピエスト侯爵令嬢のマドリアナも見舞いたいと申し出てくれたが、もう面会できるような状態ではなかった。
宮廷で倒れてから、半年後。
もう半年で結婚式を迎えるはずだった妹は、皇太子に見守られながら息を引き取った。
愛する婚約者を失った皇太子の嘆きは深かった。彼自身もそのまま病みついてしまうほどだった。妹を守れなかった、ルーフェスも同じだった。
一度倒れたあとに、もっと気遣うべきだった。
皇太子とマドリアナが味方になってくれたとはいえ、宮廷ではまだピエスト侯爵の影響力は強い。
辺境の領地で育ち、やや世間知らずだった妹は、ルーフェスの知らないところで苦労していたのかもしれない。つらい思いをしたこともあったのだろう。
その結果、命を落としてしまうほど、無理をさせてしまったのではないか。



