きっとあのときのように、充分に休養すれば良くなる。今は、エリーレの体調が最優先だった。
ルーフェスはずっと妹に付き添い、屋敷に赴いてくれた宮廷医師の言葉に従って看病し続けた。
だがエリーレは回復するどころか、日ごとに衰弱していった。
それを聞きつけたピエスト侯爵が、動き始めていた。
ルーフェスの婚約者となった令嬢の父親は、しきりに対策をするように言ってきたが、ルーフェスはエリーレの傍から離れなかった。
妹を皇太子妃にすることよりも、その身体のほうが大切だった。
皇太子もずっと屋敷に滞在して、エリーレに付き添っている。
だが、毎日のように訪れる宮廷医師は、次第に口数が少なくなっていく。とうとう自分で起き上がることもできなくなっていた。
「ああ、エリーレ。どうしてこんなことに……」
嘆く皇太子の言葉にも、答える気力がないようだ。
ルーフェスはずっと妹に付き添い、屋敷に赴いてくれた宮廷医師の言葉に従って看病し続けた。
だがエリーレは回復するどころか、日ごとに衰弱していった。
それを聞きつけたピエスト侯爵が、動き始めていた。
ルーフェスの婚約者となった令嬢の父親は、しきりに対策をするように言ってきたが、ルーフェスはエリーレの傍から離れなかった。
妹を皇太子妃にすることよりも、その身体のほうが大切だった。
皇太子もずっと屋敷に滞在して、エリーレに付き添っている。
だが、毎日のように訪れる宮廷医師は、次第に口数が少なくなっていく。とうとう自分で起き上がることもできなくなっていた。
「ああ、エリーレ。どうしてこんなことに……」
嘆く皇太子の言葉にも、答える気力がないようだ。



