呆然とするカーティスの目の前で、彼女は衛兵によって引き立てられていった。
エリーの背後には、エドリーナ公爵家と敵対している貴族たちがいたらしい。その中心には、エリーの養父となった男爵がいた。
それに気が付いていたエドリーナ公爵は、娘のサーラを使ってエリーを泳がせていたのだ。
母が嫁いできた当初より、この国と母の出身であるソリーア帝国との関係は悪化している。中でも名門の貴族ほど、帝国の血を引くカーティスを快く思っていない。
さらに今回の偽聖女事件によって、カーティスの王太子としての力量を疑う声が大きくなった。さらに婚約者だったサーラは、失恋のショックから、修道院に入ってしまったと言う。
サーラはエリーを虐げてなどいなかった。
すべて、エリーの虚言だったのだ。
偽聖女に惑わされ、一途にカーティスを思っていたサーラを、あのエドリーナ公爵家の令嬢を修道院に向かわせてしまった。
カーティスは、自分が窮地に追い込まれたことを悟った。
エリーの背後には、エドリーナ公爵家と敵対している貴族たちがいたらしい。その中心には、エリーの養父となった男爵がいた。
それに気が付いていたエドリーナ公爵は、娘のサーラを使ってエリーを泳がせていたのだ。
母が嫁いできた当初より、この国と母の出身であるソリーア帝国との関係は悪化している。中でも名門の貴族ほど、帝国の血を引くカーティスを快く思っていない。
さらに今回の偽聖女事件によって、カーティスの王太子としての力量を疑う声が大きくなった。さらに婚約者だったサーラは、失恋のショックから、修道院に入ってしまったと言う。
サーラはエリーを虐げてなどいなかった。
すべて、エリーの虚言だったのだ。
偽聖女に惑わされ、一途にカーティスを思っていたサーラを、あのエドリーナ公爵家の令嬢を修道院に向かわせてしまった。
カーティスは、自分が窮地に追い込まれたことを悟った。



