そして最後に、カーティスの罪悪感を煽ってサーラを追わせる。
エリーが聖女を騙った罪で投獄されたことで、カーティスもかなり動揺するだろう。彼が一番、エリーに入れ込んでいたこともあり、この件によって自分の立場が悪化したことも理解できたはずだ。
このままだと権力争いに負けて、失脚してしまうかもしれない。そうなったら、命の保証すらなくなる。元王太子など、揉め事の原因にしかならないのだから。
そこに用意した逃げ場が、サーラだ。
トリスタンはカーティスに、サーラが彼を愛していたこと。叶えられなかった恋の悲しみから、世を捨てて修道女になってしまったことを、切々と訴えた。
そして国王とトリスタンの計画通り、カーティスは禁止されているにも関わらず、何度もサーラのもとに通った。それを咎められた彼は、とうとう王位継承権を返上し、サーラとともに市政で生きることを望んだのだ。
エドリーナ公爵家としては娘をひとり失うことになるが、国王はそれに見合うだけの見返りを約束してくれた。
エリーが聖女を騙った罪で投獄されたことで、カーティスもかなり動揺するだろう。彼が一番、エリーに入れ込んでいたこともあり、この件によって自分の立場が悪化したことも理解できたはずだ。
このままだと権力争いに負けて、失脚してしまうかもしれない。そうなったら、命の保証すらなくなる。元王太子など、揉め事の原因にしかならないのだから。
そこに用意した逃げ場が、サーラだ。
トリスタンはカーティスに、サーラが彼を愛していたこと。叶えられなかった恋の悲しみから、世を捨てて修道女になってしまったことを、切々と訴えた。
そして国王とトリスタンの計画通り、カーティスは禁止されているにも関わらず、何度もサーラのもとに通った。それを咎められた彼は、とうとう王位継承権を返上し、サーラとともに市政で生きることを望んだのだ。
エドリーナ公爵家としては娘をひとり失うことになるが、国王はそれに見合うだけの見返りを約束してくれた。



