ルースに手を取られて、ゆっくりと階段を下りていく。
もちろん、船内に入るのも初めての体験である。目深に被った外套のフードの隙間から、つい周囲を見渡してしまう。
(こんなふうになっているのね)
船の中にはたくさんの個室があり、しっかりとした頑丈な扉には、きちんと鍵もかけられるようになっていた。
ルメロ王国までは、船で五日ほどかかるらしいが、思っていたよりもずっと快適そうだ。
ルースが予約してくれた部屋は、階段から離れた奥のほうにあった。あまり人の行き来がない場所だ。きっと彼が、そうなるように手配してくれたのかもしれない。荷物も、あらかじめ船員が部屋の中に運んでおいてくれたようだ。
「ここだ」
ルースが開けてくれた扉から、船室の中に入る。物珍しくて、灰ってすぐに部屋の中を見渡していた。
今まで泊まっていた宿屋の部屋と同じような広さがあり、寝台がふたつ並んでいる。ここで、波に揺られながら五日ほど過ごすことになる。
もちろん、船内に入るのも初めての体験である。目深に被った外套のフードの隙間から、つい周囲を見渡してしまう。
(こんなふうになっているのね)
船の中にはたくさんの個室があり、しっかりとした頑丈な扉には、きちんと鍵もかけられるようになっていた。
ルメロ王国までは、船で五日ほどかかるらしいが、思っていたよりもずっと快適そうだ。
ルースが予約してくれた部屋は、階段から離れた奥のほうにあった。あまり人の行き来がない場所だ。きっと彼が、そうなるように手配してくれたのかもしれない。荷物も、あらかじめ船員が部屋の中に運んでおいてくれたようだ。
「ここだ」
ルースが開けてくれた扉から、船室の中に入る。物珍しくて、灰ってすぐに部屋の中を見渡していた。
今まで泊まっていた宿屋の部屋と同じような広さがあり、寝台がふたつ並んでいる。ここで、波に揺られながら五日ほど過ごすことになる。



