ビターなアイツと甘い関係 ~毒舌王子と同居して、ナイショの甘いバイトはじめました~



 それから数日。

 秋葉は、相変わらず帰りは遅いけど、すっかりリフレッシュできたみたいで、生き生きとした顔で働いている。

「花帆ちゃん、晩ご飯できたよ」

 今日は珍しく悠一さんが早く帰ってきて、久しぶりに三人で晩ご飯なの。

「はーい」

 ウキウキしながらリビングに行くと、お肉が焼けるいい匂いがした。

 今日のご飯は悠一さんお手製のハンバーグ。

「わぁ、美味しそう」

 ホカホカと湯気を上げるハンバーグ。

 いつも思うけど、他人が作る料理というのは妙に美味しいんだよね。悠一さんが料理上手ってのもあるけど。

 ふと見上げると、冷蔵庫に、水族館のお土産のイルカのマグネットがついている。

 秋葉から悠一さんへのお土産なんだって。可愛いよね。