ビターなアイツと甘い関係 ~毒舌王子と同居して、ナイショの甘いバイトはじめました~

「そりゃそうだろ。付き合ってるんだから」

 そう言うと、秋葉はメニューを指さした。

「それより早く昼飯食おうぜ。俺はこのペンギンオムライスね」

「そうだね、とりあえずお昼ご飯にしよう」

 私たち四人は、なぜか同じテーブルを囲み、お昼ご飯を食べることになった。

「花帆、何にする?」

 秋葉にメニューを渡され、ペラペラとめくる。

「私もこのペンギンオムライスにしようかな。この海鮮塩焼きそばも美味しそうだけど……」

 すると清ちゃんがニコニコとメニューを指さす。

「じゃあ俺は海鮮塩焼きそばにしようかな。花帆、食べたかったら俺の一口あげるから」

「えっ?」

 いいのかなあ。なんか悪いな。
 そう思っていると、秋葉がずいっとメニューを指さした。

「じゃあ俺は海鮮塩焼きそばね。花帆、食べたかったら俺から一口もらえ」

「う、うん……」

 そ、そっか。

 一応、彼氏彼女ってことになってるし、秋葉からもらった方がいいのかな。

 失敗、失敗。