私が感心していると、莉茉ちゃんはクスリと笑った。
「ふんっ、ところがどっこい、なんと花帆には彼氏ができたのよ!」
「な、何っ!?」
清ちゃんの顔色が変わる。
「だ、誰だよ彼氏って。聞いてないぞ」
「それがなんと、同じクラスの天然記念物級超イケメン、卯月秋葉くんよ!」
なぜか莉茉ちゃんが腰に手を当て偉そうにする。
清ちゃんの顔がますます青くなった。
「卯月秋葉って……あの金髪のやつだろ!? 不良だって評判だし、花帆には合わないって! 花帆、遊ばれてるよ絶対!」
「だ、大丈夫だよ、秋葉って意外と真面目だし、優しいし……」
「ダメだダメだあんなやつ! 考え直せ」
私が清ちゃんとそんな話をしていると、ガラリと教室の戸が開いた。


