初めて主人を前にしたのは、主人が数えで4つの頃。 砕左と走右(そうう)は25の時であった。 見た目こそ殆ど変わらない、人間とは経過する年月が違う鬼とは違い、主人の容姿は変わっていく。 幼い庇護対象であった主人も、もうじき20。