真綾の綺麗な髪を、そっと撫でた。 「俺も、好きになってもらえるように頑張る」 可愛い可愛い真綾。 その心を手に入れられる日が待ち遠しくて、想像するだけで幸せになれた。 俺にこんな感情をくれるのは、世界中どこを探したって真綾だけ。 まだ出会って数日しか経っていないのに、そう断言できた。