【完】溺愛したりない。〜獅夜くんは容赦ない〜

「俺がいたら嬉しい?」



こくこくと何度も頷く真綾が可愛すぎて、心臓がおかしくなってる。

あー……もうこのまま持って帰りたい。



「ほんとかわいーな」



抱きしめて撫で回したい衝動に駆られたけど、ぐっと答えて頭を撫でるだけに留める。

これ以上怖がらせたくないし、真綾のペースに合わせるって約束したからな。



「俺朝弱いから起きれないかもしれないけど、頑張る」



真綾は真面目だから、不真面目な男は嫌いかも知れないしな。

真綾が真面目な男がいいっていうなら、今からそうなれるように努力する。


俺の言葉に、真綾はこくんと頷いた。



「まーやがおはようのキスしてくれたら、絶対に遅刻しないけど」



ぎょっと目を見開いた真綾に、口角が上がる。



「そ、それは無理ですっ……」



流石に冗談だけど、顔を赤くして困っている姿は加虐心をそそられる。