【完】溺愛したりない。〜獅夜くんは容赦ない〜

俺がすることにいちいち恥ずかしがって、顔を赤らめて……反応が可愛すぎて、自分自身を抑えるのに必死だった。

できることなら今だって、このまま抱きしめてキスしてしまいたい。



「あの……授業は受けたくないですか……?」



急に、そんなことを言い出した真綾。



「ん?」

「せっかく学校に来てるのに、欠席してるのはもったいないなって……」



言った後、後悔したように申し訳なさそうな顔をした。



「ごめんなさい、偉そうにっ……」



偉そうとか、別に思わねーのに。

真綾のお願いなら、なんでも聞くし。真綾には、なんでもしてやりたい。

俺の全部、捧げたっていい。つーかもう俺は真綾のもん。

自分が尽くすのが好きな性格だと、初めて知った。



「……まーやがそう言うなら、出席してもいい」



俺の言葉に、真綾はぱあっと顔を明るくした。

何その嬉しそうな顔……。