【完】溺愛したりない。〜獅夜くんは容赦ない〜

子供に聞くように首を傾げた高良くん。

こくこくと何度も頷くと、高良くんはそれを見て嬉しそうに笑った。



「ほんとかわいーな」



甘い微笑みと甘い声、甘い視線に胸が大きく跳ね上がる。

高良くんに見つめられると……ドキドキして、仕方ない。

高良くんがかっこいいっていうのももちろんあると思うけど、高良くんが……愛おしいものを見つめるような甘い視線を送ってるから……。

本当に、すごく大切に思われてるんじゃないかって……錯覚しそうになってしまう……。



「俺朝弱いから起きれないかもしれないけど、頑張る」



高良くんは、私の頭を撫でながらそう言ってくれた。

恥ずかしくて、うつむいたまま頷く。



「まーやがおはようのキスしてくれたら、絶対に遅刻しないけど」



へっ……!

とんでもない提案に、変な声が出そうになった。