【完】溺愛したりない。〜獅夜くんは容赦ない〜

ふかふかのベッドに、体が沈んでいく。目の前の高良くんの姿に、心臓は壊れるくらいドキドキしてた。

恥ずかしいのに、熱い視線で私を見る高良くんから目が逸らせない。



「キス、していい?」



普段は聞いてこないのに、どうして今聞くんだろうっ……。

恥ずかしいけど、今日は高良くんの誕生日だから……私もできるだけ素直になりたい。



「して、くださいっ……」



そう言うと、高良くんが喉を鳴らした。



「まーやからねだられるとか、頭おかしくなりそう」



言葉通り、高良くんの表情から余裕がなくなった気がした。



「理性飛びそうだから、あんま煽んないで」



高良くんの唇が、私のそれを塞いだ。

熱くて甘くて、キスだけでおかしくなりそう。


何度も何度もキスをされて、酸欠からか頭がくらくらしてくる。