【完】溺愛したりない。〜獅夜くんは容赦ない〜

そ、そっか……。



「あ……の……」

「ダメなら拒んで。無理はさせたくないし、俺いつまででも待つ」



優しい高良くんに、首を横に振って見せた。



「無理じゃない、です」



嫌なはず、ない……。

私も……高良くんが、大好きだからっ……。



「あの、だけど……私、全然知識がなくって……」

「どこまでわかる?」

「ドラマと……保健体育で習ったことくらいです……」



正直に答えると、高良くんはくすっと笑った。



「ご、ごめんなさい」

「違う違う。可愛いなって思っただけ。……真綾は何もしなくていいよ」



高良くんはそう言って、私を抱きしめたまま立ち上がった。



「俺のこと受け入れてくれるだけで十分」



大きな体に抱きかかえられて、ベッドに移動する。