【完】溺愛したりない。〜獅夜くんは容赦ない〜

怜良さんのハグ、力強かったなっ……。

でも、あんなふうに可愛がってもらえて、とっても嬉しい……。


私にとっては本当のお姉さんみたいな存在……。


そんなことを思いながら、待ち合わせ場所に急ぐ。


高良くん、もう来てるかな……。

なんだか、待ち合わせ場所に近づくにつれて緊張してくる。


少しでも、可愛いって思ってもらえたらいいな……。



高良くんとのデート、すごく楽しみ。

それに、今日はただのデートではなく……お泊まりをする予定だった。

0時になって12月25日になったら、一番に高良くんにお祝いをする準備は万端だ。



「あそこにいる子まじで可愛くね?」

「やっば……超美少女じゃん」

「声かけようぜ……!」



前から歩いてくる3人の男の人が、私を見ているような気がした。

気のせいだよね……?