【完】溺愛したりない。〜獅夜くんは容赦ない〜

そう、かな……。



「あ、ありがとうございますっ……」



怜良さんに言われると、少しだけ安心した。

もう少しだけ、じっくりプレゼントを考えよう。

クリスマスと、誕生日のプレゼント。



「クリスマスって、もう予定立ててるの?」

「はいっ……デートをする予定です」

「ふふっ、そっかそっか~」



にまにましている怜良さんに、恥ずかしくて視線を下げた。



「高良くんがコースを考えてくれるって言ったんですけど……誕生日なら、私が決めるべきでした……」



今思えば、どうして誕生日を聞いておかなかったんだろう……。



「そんなの任せとけばいいのよ~」

「私、高良くんのこと、全然知らないです……」



彼女失格だ……。