【完】溺愛したりない。〜獅夜くんは容赦ない〜

文房具や服にも、こだわりはないみたいだったから……時間だけが経ってしまっていた。


怜良さんなら、お姉さんだし高良くんの欲しいものを知っているかもしれない。だから、今日聞こうと思っていたんだ。


怜良さんは私の質問に、納得したように頷いた。



「あー!誕生日ね~!」

「誕生日……?」



えっと……?

首をかしげた私を、不思議そうに見返した怜良さん。



「あれ?違った?あいつクリスマスが誕生日だから、そのプレゼントに悩んでるんだと思った」



クリスマスが、誕生日……。

……え?



「えええ……!!」



衝撃の事実に、開いた口が塞がらない。

高良くん……く、クリスマスが誕生日なの……!?



「知らなかったです……!クリスマスにプレゼントを渡したくて、それで……」