【完】溺愛したりない。〜獅夜くんは容赦ない〜

それで、わざわざ来てくれたのかな……?



「あの、い、いいんです……!謝らないでください……!」



頭を上げて欲しくてそういえば、ヤンキーさんたちはゆっくりと体勢を戻した。

不安そうに眉をハの字にしながら、私の顔色を伺うように視線を送ってくる。



「真綾ちゃんはもうあたしの妹みたいなもんだから、こいつらの処分は決めていいよ」



妹みたいだと言ってもらえて喜んだのもつかの間、物騒な言葉に目を見開いた。


しょ、処分……!?

というか、今更だけど……お姉さんはヤンキーさんたちのボスなのかな……?

お姉さんも金髪だけど、制服は普通だし……不良っぽくは見えない。

だけど、こんなに怖そうなヤンキーさんたちの上に立っているってことは、実はすごく喧嘩が強かったりするのかもしれない。