【完】溺愛したりない。〜獅夜くんは容赦ない〜

「あたしだってお断りよ。まーやちゃん、高良みたいな不真面目男でいいの?」

「余計なこと言うんじゃねーよ」



高良くんは眉間にしわを寄せながら、いつになく不機嫌。

お姉さんと、仲が良くないのかな……?

でも、高良くんのお姉さん、すごく良い人そう……。

というか、お姉さんはどうして私のことを知っているんだろう……?



「まさか、あんたから聞いてたまーやちゃんがこんな真面目でピュアそうな子だとは思わなかったわ……高良みたいな不真面目男に捕まって……」



泣き真似をしているお姉さん。高良くんから聞いてたって……私のこと、話してくれていたのかな……?



「俺だって真面目になるから問題ねぇ」

「……あんたがそんなこと言うなんて、隕石でも落ちるんじゃない?」

「つーか、何しに来たんだよ」