「まーや、入ろ」
高良くんが扉を開けてくれて、一緒に中に入る。
早々に置くの部屋に猫がいるのが見えて、「はっ……」と変な声が出た。
「目、輝かせすぎ」
だ、だって、本当に夢だったからっ……。
「い、いらっしゃいませ……!」
駆け寄ってきてくれた店員さんが、高良くんを見て目を輝かせた。
高良くん、本当にびっくりするくらい美形だから、当たり前の反応だと思う。
他の店員さんやお客さんたちも、高良くんを見てこそこそ話している。
みんな、目がハートだ。
「何頼む?」
高良くんがメニューを開きながら、そう聞いてくれる。
えっと……どうしよう……。
私は優柔不断なタイプだから、うーんと頭を悩ませた。
カフェに来る機会も少ないから、全部美味しそうで……困ってしまうっ……。
ケーキセット……スコーンのセットも美味しそう……うーん……。

