【完】溺愛したりない。〜獅夜くんは容赦ない〜

これって……放課後に、友達と遊びに行くっていうシチュエーションだよね……?

わっ、わぁっ……!


嬉しくて楽しみで、舞い上がってしまいそう。

どこに行くのかはわからないけど、私は笑顔で高良くんの手を取った。










高良くんが連れてきてくれたのは、おしゃれな建物の前だった。

洋風の、小さなお家みたい。

よく見ると、看板に「キャットカフェ」と書かれていた。


えっ……。



「ここって……猫カフェ、ですか?」



そう確認すると、高良くんが「ん」と頷いた。



「まーや、猫好きって言ってたから。あと、カフェも」



そんなこと、覚えてくれていたんだっ……。

それに、猫カフェ……人生で一度は行ってみたいと思っていた場所っ……!

まさか、本当に来ることができるなんて……!


嬉しくて嬉しくて、まだ中に入っていないのに胸がいっぱいになる。