「今日中に処理すべき案件はあるか?」 「ありません…今日だけでなく数日は急ぎの案件はありません」 気鋭に確認するとすぐに返事がくる。 月影は判断力があり政務を行うのが早く特に案件がたまっているわけではないのだ。 「どちらへ?」 「白蘭のところだ」 朝議中もずっと心配でならなかった。 部屋の中に入ろうとすると侍女に止められる。 「陛下に無礼だぞ」 気鋭が侍女に言うと侍女が跪き意見を述べた。 「白蘭様は湯あみ中ですので…」