白蘭のことは気にかかるが月影と一緒にいるなら大丈夫だろう。 念のため紅蓮は家に白蘭宛の置手紙を残す。 「香林…魔界へ戻るぞ」 「はい。殿下」 色々な事が起きて頭が混乱する。 久しぶりの魔宮につくと、魔后が亡くなったことにあたりは騒然としていた。 神官達が紅蓮に気づくとすぐに礼を取った。 「父上は?」 「魔后宮にいらっしゃいます」 「そうか」 魔后宮にその足で向かう。 「紅蓮様!」 「…雪梨」 「魔后殿下の件は…お聞きに?」 「ああ」