「白蘭!」 白蘭の羽が黒くなったのを見て月影は青ざめる。 「駄目だ!しっかりしろ白蘭」 月影が呼びかけると白蘭は目を開けた。 「月影…」 「白蘭っ。良かった…。はやく天界に帰り身体を癒そう…そして私たちの婚儀をあげよう」 月影が抱き上げ天界へと向かう。月影の腕の中、白蘭は紅蓮の姿を最後に見た。 紅蓮…これで本当にお別れね…。 私を殺し羽を斬り取り、愛していると囁いた人。 私も愛していたわ…。 それを最後に白蘭は意識を失った。