廉くんは、目を見開いて私を見ると


「煽ったらどうなるか、教えてあげる」


吐息混じりにそう言ってニヤリと口角をあげた。




廉くんは私をベットに寝かせ、


「その顔堪んない」

甘い言葉を呟き、ポッキーを食べ始めた。


私の唇に触れ、ペロッと舌で舐めた。


「甘っ」


愛しそうに私を見つめる。


「誰にも奪わせないでねここ」


人差し指で、私の唇に触れる。