ドキン、ドキンと心音が大きくなって先生に伝わってしまいそう。


「凄く、ドキドキしてますね」


耳元で甘い声で囁かれ、顔が真っ赤になっていくのを感じる。


「はい……」
「ドキドキしてくれて安心しました」
「へつ?」
「くるみが無邪気にベットに誘ってくるから、男として見られてないんじゃないかと心配になりましたよ」


そんな訳ない__


「私の心音聴こえますか?」


ドクン、ドクン。


先生に反応する心音。